カテゴリー: リリース

先日、ヒューマンキャピタルテクノロジー社としては久しぶりの新規プロダクトGeppo組織サーベイβをリリースさせて頂きました。お陰様で多くの反響を頂き、大変うれしく思います。

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今回のエントリーでは、広報文という改まった場所ではなかなか書きづらい諸機能や思いの部分を少し補足させて頂ければと思います。特に、

  • なぜ「組織サーベイ」なのか
  • なぜ「無料」なのか

この点について詳説させて頂きます。

①なぜ「組織サーベイ」なのか

Geppo(ゲッポウ)は、リリース当初より「個人」にフォーカスしたパルスサーベイとしてサービスを展開して参りました。もともとサイバーエージェントで運用していたGEPPOもタレントマネジメントのデータベースという位置づけであり、その起源から「個」と向き合うツールでありました。

加えて所謂「従業員満足度調査」「組織診断」のような1年(あるいは数年)に一度行われるような、重厚長大なサーベイのアンチテーゼとして、「クイックにデータを取得し、スピーディに対応する」ためにも「個」というコンセプトは外すことはできませんでした。

  • Geppoがあえて捨ててきたポイント

そうした背景から生まれたツールでしたので、もちろん弱みもありました。

  ―3問の質問のみのため、正確性は低い(その分従業員負荷も低い)
  ―組織系データが薄く、面的な分析に不向き(その分個人への対応力は強い)

多くのサーベイ系SaaSは、僕らと逆の立場を取ることが多く、そういう意味において市場をうまく分担して担当することができていたと思います。また実際Geppoの継続率は98%以上と非常に高いレベルに達しており、「個人」というニーズと合致すれば、高い確率でご満足頂ける結果を残せています。

実際Geppoを活用し、個人の改善活動に専念して頂いた企業のケーススタディをいくつかご紹介させてください。

Geppoは離職防止ツールではなく、人間関係の強化ツール。老舗IT企業が行き着いたGeppo活用法とは?

「個」と向き合う人事へ。コンサルティングファームがGeppoを導入した理由とその役割とは?

従業員のコンディションを改善!大手人材企業が明かす、Geppoを活用して社員の満足度を上げ、『びっくり退職』 を減らす方法

  • 「組織」で把握することの意義

一方で、「Geppoから始まる一連の改善活動」にユーザー企業が慣れてくると、企業が抱える課題は「個人」に関するものだけではないことに改めて気付かされます。これはもちろん当然のことで、企業活動・企業における生活に関する諸問題は個人の範疇で解決するもの(比較的短期)もあれば、組織的な取り組みによってしか解決されないもの(中長期)が存在します。

上述の通り、前者についてはGeppoが得意とする領域ですが、後者については正直既存のGeppoは強いとは言い難く、いくつかの企業では「個人」に対してはGeppoを活用し、組織については別のサーベイSaaSを活用するような企業様もいらっしゃいました。

  • リクルートで活用されていた組織サーベイをSaaS化

餅は餅屋、と思いつつも、ソリューションとしてはなにか片手落ち感を感じており、どうにか我々らしい形で「組織」へのアプローチを実現できないか、様々な方法を模索していました。

そこで目をつけたのが、リクルート社で実際に活用している組織サーベイです。

我々はリクルートとサイバーエージェントのジョイントベンチャーであり、両社とは密に情報交換を行ったり、共同でプロジェクトを進めていたりします。その中でリクルートのHRチームが活用している組織サーベイと出会い、その有効性を目の当たりにしました。

この有効なサーベイを我々のユーザーにも活用頂ければ、もっともっと良い会社づくりに役立てて頂ける。そう思い、なんとかこれをプロダクト化するべくプロジェクトを進行してまいりました。

  • 個と組織の両輪を回す

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この辺りからGeppoのコアな価値が「従業員のコンディション変化発見」から、「個人と組織双方のコンディションを把握し、企業が理想とする状態に近づくことをサポートする」へと変化していきました。組織的改善(中長期)だけでも、個人の改善(短期)だけでも足りない。双方を把握して、それぞれの時間軸に沿って改善活動を続けることこそが大切。

両者はお互いの弱みを補完する必要があるため、Geppo組織サーベイβでは通常版Geppoでは質問に含まれない「経営」や「評価」などのカテゴリを追加し、合計20問の設問で構築致しました。

図1-25

もちろん、回答する従業員の皆様の負荷はできる限り軽くしなければいけないため、回答フォームのUIにもこだわり、負荷なく回答頂けるようにシンプルに設計しました。

組織サーベイ

基本思想は「回答は負荷なく、分析は細かく」。我々から提供させて頂くレポートもかなり詳細に渡って分析が可能です。以下は提供するレポートの一部です。

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②なぜ無料なのか

上記のようなレポートの提出まで含めて、今回のプロダクトは無料で提供させて頂きます。2回目以降の実施は【1】通常版Geppoをご契約頂くか(Geppoユーザーは2回目以降も無料でお使いいただけます【2】Geppo組織サーベイβを単独でご契約頂くか、のどちらかを選択頂く必要がありますが、少なくても初回に関しては完全無料で提供させて頂きます(自動で更新、ということもございません)。

●無料で提供させて頂く背景

もともと我々が組織サーベイを提供する背景は、①なぜ組織サーベイなのか、で上述させて頂いた通りなのですが、無料で提供させて頂くのには追加で理由が存在します。

以前とある広告企画の対談で、8000社以上の中小企業を研究していらっしゃる経営学者の方と対談をさせてもらった際に「世の中の9割の企業は従業員満足度調査を行っていない」「従業員は『自分たちは大切にされている』と感じているか。また、やる気を持って仕事をしているだろうか。まず、経営者はその現状を知る必要がある」というようなコメントを頂きました。何事もそうですが、まず「現状」を正しく知ることが大切、ということです。

考えてみると当然のことですが、実際調べてみると、上場企業でも3割ほどしか従業員満足度調査は行っておらず、当然未上場の企業も含めれば未実施の割合は9割ではきかないでしょう。「現状を知る」という当然のことを、多くの企業ができていないということになります。これにはとても強い危機感を覚えました。

●なぜ組織のコンディションを把握できないのか

このように重要な「組織の現状を知る」ためのツールである「組織診断・組織サーベイ」が、なぜこれほど浸透していないのか。

試みにいくつかの企業をヒアリングしてみると、様々な要因がありました。しかしながら、最も多かった回答は「価格」であり、高価格であるがゆえにこれから伸びていくはずの企業や、今コンディションを把握しなければならない企業が実施すべきタイミングを逸していることがわかりました。

この自体は、多くの企業がより良い企業になっていくための機会の損失であり、このような現状に対して我々のようなHR SaaS企業ができることはなにか。様々に思考した末に、まずは一度やっていただこう、という結論にいたり、無料での提供を判断致しました。

③ぜひお問い合わせください。

色々と書いてきましたが、結論として言いたいことは、まずはお気軽にお問い合わせください、ということです。

まだローンチしたばかりのプロダクトのため、強み・弱みがはっきりしています。すでに何らかの組織サーベイを導入されている企業には不向きかもしれませんし、一方でこれから導入を考えている企業にとってはとても合致するかもしれません。率直にご説明させて頂き、ご導入頂ける際は組織改善に向けて一緒に歩みを進められればと思います。

 

無料組織サーベイを問い合わせる

 

今後もヒューマンキャピタルテクノロジー社はGeppoやGeppo組織サーベイβのような、人事の武器となるようなテクノロジーを開発、提供していきたいと思っておりますので、引き続きよろしくお願い致します!

 

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