企業規模の拡大に合わせて従業員と人事の距離を縮めるためにGeppoを活用している物流関連人材紹介事業の事例

By Geppo編集部 |
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Geppo編集部
カテゴリー: Geppo導入事例

20237月からご利用いただいている物流関連の人材紹介事業の株式会社プレックス様、企業規模の拡大が著しくその中でどのようにGeppoを利用し、どのような結果が得られたのか、また今後も企業規模の拡大が見込まれる中でどのような展望を思い描いているのか人事部のご担当者である渡邉様にお話しをお伺いしました。企業規模の拡大をしている企業様はもちろんのこと、従業員間の距離が生まれがちなエンタープライズ企業様にとっても非常に有用な記事となりますため是非ご覧いただければと思います。


 

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<目次>
  1. Geppo導入背景/運用体制
  2. 導入後の効果実感/活用方法
  3. 今後の展望
  4. 求めたい人材像



1.Geppo導入背景/運用体制

―――Geppoの導入背景を教えてください

渡邉様: 企業規模20234月時点で100名程度だったところから一年間で250名超と、加速的に拡大していく中で人事部として社員の状況が追えなくなってきたことや、今後は採用のみならず「定着」も重視していく必要があると考え、HRサーベイの導入を検討し始め、社内での起案に至りました。Geppoを選んだ理由としては自身が前職で使っていたこともあり非常に簡単に回答できる点が挙げられます。特に繁忙期にはサーベイ回答が疎かになりがちですが、天気アイコンで直感的に回答でき、回答時間も非常に少ないためプレックスにも適しているのではないかと考えました。

―――導入に際してハードルとなったことはありましたか

渡邉様:弊社はコスト感について非常にシビアに見る会社であるので、Geppo導入の必要性を訴える必要がありました。ただ、社内でもベテラン社員である事業責任者と事前に重要性について合意形成を行い、二人で起案することで特段の反発もなく稟議が通ったという経緯があります。私自身と事業責任者が経営陣から信頼を獲得しているという点も重要なファクターになったのではないかと考えております。回答者側についても導入前に事前周知をしっかりと行い、Geppo導入の目的をしっかりと説明したことで反発はありませんでした。

―――Geppoで対処が必要と分かった従業員へのアラート対応はどのように実施していますか

渡邉様:結果の閲覧やアラート対応は人事担当者の私が中心に行っております。全体的にスコアが高くアラート対応工数がひっ迫している現状ではありませんが、継続して企業規模拡大をしていく中においてもこの状況が変わらないよう、継続的に従業員コンディションをウォッチしていくことが必要だと考えています。もちろんアラートの有無にかかわらず内容に応じてフォローをすることも心がけています。

―――アラート対応以外の観点において、運用面で実施されていることを教えてください

渡邉様:アラート対応等の個別フィードバックとは別に、回答者全体向けのフィードバックを行っています。特に追加質問の結果を集計しビジュアライズして共有を続けることで弊社の状況を従業員にも把握してもらえるだけでなく、従業員には楽しんで回答してもらっている印象を受けます。フィードバックには社内チャットツールを使っているので、そこから個人単位でのやり取りが発生したりするケースも少なくありません。 

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2.導入後の効果実感/活用方法

―――導入後の効果実感について定量/定性で教えてください

渡邉様:離職率等については従来から課題感はなかったため、定量的な分析はあまり行っておりません。一方で定性的にはGeppo導入効果を実感する機会はとても多いです。Geppoを選んだ理由について前述したとおりの「気軽さ」というものがあり、そのおかげで従業員がSNSのツイートのようにコメントを記入してくれることもありコミュニケーションの起点となっている印象を強く受けます。企業規模拡大に伴い拠点が1拠点から3拠点に増えた現状もあり、今後はよりコミュニケーションツールとしての意味合いが強まってくることも予想しています。

―――Geppoの導入により実際に対処できた課題や活用方法を具体的に教えてください

渡邉様:具体的な事例として印象的だったことは大きく3つあります。一つ目はGeppoの結果やその後のやり取りを踏まえて、従業員の今後のキャリアについて検討でき、結果として人材の配置替え等も行っています。二つ目は組織課題の特定で、同一組織の従業員から同様の課題が上がってきた際に、個人単位ではなく組織単位での課題であると即座に判断することができたため、遅滞なく対処することが出来ました。いずれのケースにおいてもGeppoというツールを利用することで過去のエビデンスが残るというのは人事部の立場としても判断材料にし得るため非常に役に立っている印象です。3つ目は従業員の職場環境改善につなげられたことです。ウォーターサーバーを設置する、といった一つ一つでみるとインパクトの大きな施策ではありませんが、「インパクトが小さくても叶えやすい施策から打っていった方がいい」という考えのもとで、毎月スポット的に改善を図っています。それが従業員のサーベイ回答意欲にもつながりますし、回答に応じた改善が行われることは心象の面においても重要なのではないかと考えています。

―――組織サーベイもご活用いただいておりますが、活用背景や活用方法を教えてください

渡邉様:Geppo導入以前から社内での定期的な内製サーベイを行っていましたが、パルスサーベイと同じ対象者であれば無料で使えるという利点もあり導入に至りました。弊社と取引のある人事コンサルタントからもマネージャー育成を目的に定期的にHRサーベイを実施したほうが良いと助言をいただいていたこともあり、実施することに迷いはありませんでした。半年に1回程度のペースで今後も続けていきたいと考えており、前述のマネージャー育成の観点を重視しながらも、パルスサーベイに基づいて毎月行っている改善施策の効果測定に使っていければと思っています。

 

3.今後の展望

―――企業規模が拡大していく中で、今後の運用体制変更等について考えていることがあれば教えてください

渡邉様:権限移譲や閲覧範囲の拡大も視野に入れつつ、距離感の近いマネジメント層が閲覧可能になることで回答に忖度が入ることは望ましくないと考えているため現状の運用で回る範囲内においてはギリギリまで私一人での対応を続けていく所存です。

―――その他に現状を踏まえて今後の展望はありますか

渡邉様:離職は喫緊の課題ではないとしつつも、思いがけない方の急な退職は少ないながらもあるのが現状です。事前に察知して弊社としての対応判断をしっかりしたいという想いがあり、より精度高くコンディション把握に活用できたらと思いますし、その意味においてもより従業員には気軽に何でも記入してもらえるように運用促進を行っていきたいと考えています。

 

4.求める人材像

―――最後に、貴社にマッチすると思われる人材像を教えてください

渡邉様:一言でいうと「変化を楽しみ、成長に貪欲で素直に前向きに頑張れる方」だと思います。企業規模が拡大していく中で、会社自体もどんどん変化していくのはもちろん、人も組織もすごいスピード変化をしていっていますし、今後もそれが予想されます。その中で変化に狼狽えない、むしろ楽しめる気概を持っている人が弊社にマッチするのではないかと考えています。他人の成長を妬まず、素直に尊敬し、自分の成長意欲にもつなげられるといった性格の持ち主がいいのではないかと思っていますし、既存のメンバーもそういった方がとても多いため社風にもマッチするのではないかと思います。

―――本日は大変貴重なお話をいただき、ありがとうございました。

 

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