離職防止だけでなく会社と従業員のコミュニケーションを活性化させることで両者の信頼関係をより強固なものにした製造業の運用のコツ

By Geppo編集部 |
READ POST
Geppo編集部
カテゴリー: Geppo導入事例

2018年11月からパルスサーベイを実施いただいている大森クローム工業株式会社様の
従業員向けの回答者フィードバックを含めた普段の運用とその効果について、専務:及川様と企画管理部マネージャー:前澤様にお話を詳細にお伺いしました。面談時のコツや回答者へのフィードバックで会社としての判断基準を水平展開することで世代間ギャップを埋める取り組みなど、これからHRサーベイを導入している企業様や既に導入済みだが運用について不安のある企業様にとって非常に有用な事例として紹介させていただきます。

 

【大森クローム工業様】事例サマリ-1



<目次>
  1. Geppoパルスサーベイの運用体制
  2. 導入背景・効果
  3. 今後の展望
  4. 求める人材像



1.Geppoパルスサーベイの運用状況

―――まずはGeppoの運用概要とアラート対応フローについて教えてください

前澤様:2018年11月からパルスサーベイを全従業員と内定者約60名を対象に実施しており、私(企画管理部のマネージャー)が1名で全従業員の回答結果を確認し、必要に応じて面談を実施しています。アラートが出た方とは1対1でなるべく早く面談をするようにしています。

また、内定者の方はコメントを記載いただいたらメールで返信をするようにしています。Geppoが内定者と毎月コンタクトをするきっかけになっていますね。

実は導入当初直属の管理職が回答結果を見るようにしていたのですが、コメントが全然出ませんでした。そこから、私だけが見るように運用を変えたところ、コメントが出るようになったので、誰が見るかは重要だと思います。

 

―――導入当初から5年以上回答率が90%以上を維持していますが、どのような工夫をしているのでしょうか

前澤様:工場の従業員にも社用携帯を支給していて、携帯のメールから回答しています。その他勤怠などもアプリを使って入力してもらえるように環境を整えています。また直属の上長に閲覧権限を与えていないこと、会社として出てきたコメントに必ずフィードバックしていることも高い回答率や本音での回答の多さに繋がっていると思います。

及川様:毎月従業員へ工場ごとの未回答者数とGeppoの結果をフィードバックし、未回答者には回答を呼びかけていることで「Geppoは毎月答えるものだ」と従業員が認識してくれていますね。

 

―――面談ではどんなことを心がけているのでしょうか

前澤様:ひたすら聴くということを心がけています。回答者はモヤモヤを抱えている状態だと思うので、一緒に気持ちを整理していくようなスタンスで聞いています。どうしてアラートが出たのか、いつからその状態が続いているのか、どんな心境や業務環境の変化があったのか等、その方の背景もお話しいただくことでより問題点も見えてくるなと思います。

また、その場で結論を出すのではなく、回答者にどういう方向性で解決していこうか相談をし、組織的な改善が必要な場合は、社内でどこまで情報共有をするのか回答者と相談しながら進めています。

 

工場外観2

 

2.導入背景・効果

―――Geppoを導入いただいた背景を教えてください

前澤様:社長の宮川が導入を決定したのですが、当時従業員の声を聞くアンケートを実施したいと思っていた時にGeppoの話を聞いて、「面白そう!楽しそう!」と思ったのがきっかけです。

お天気でポップに回答できますし、毎月3問と回答者に負荷のかからない形で定期的にコンディションを聞ける点が良いですね。気軽に本音を伝えるツールとして良さそうと思い、そこから従業員の本音やコンディションを確認するためにGeppoを活用しています。

 

―――Geppo導入の効果を実感したタイミングはありますか

及川様:Geppoから上がってきたコメントに対し全体向けにフィードバックをすることで、従業員全体の会社に対する考え方のレベルが上がったと考えています。当社では毎月Geppoで収集したコメントを個人が特定できないように加工し、月一の全社朝会で従業員に共有しています。

その際に、「会社としてはこのように受け止め、改善できるところはこうしていく、逆に難しいことはこういう理由で難しい」と伝えられる範囲で包み隠さず伝えるようにしています。今までは11で答えていたことを全従業員向けに回答することで水平展開できているのでGeppoをコミュニケーションツールとしても活用できていると実感しています。

そうすることで、従業員は「会社は自分たちの意見に対してこう考えているのだ」と判断基準が分かるため、より会社や経営への理解が深まっていくし会社への信頼も高まると考えています。

 

前澤様:Geppoの回答から面談を実施したことで退職を未然に防げたという事例もありますが、効果としては離職予防だけでなく、従業員が日々業務を行う上での小さな気付きを吸い上げることにも役立っています。

例えば、工場の設備が古くなっていることを上長に話しても会社に伝わっているのかどうかが分からないという状況を、Geppoを通して発信することで全社朝会の場で方針を及川からフィードバックできるので、従業員の納得度が上がり「みんなで会社を良くしていこう」という空気の醸成にもなりました。

 

及川様:他にも世代間ギャップを埋めることにGeppoが一役買ったと思います。コメントや前澤の面談の中で、部下側から「上司の指示が明瞭ではなく困ることがある」「何に怒っているのか良く分からないので困る」という声がありました。

どうしても昭和のやり方で育った管理職とは考え方が異なるので、若手の考え方を理解いただくためにも全体朝礼の中でこんな世代間ギャップがあると伝え、どういうコミュニケーションが適切かを伝えることで世代間のギャップを埋められつつあると感じています。

その他にも社外との接点を多く持ち、小学生や高校生の社会科見学や、高校生や大学生のインターンを受け入れています。その中で「最近の若手はこういう考え方をするんだ!」と感じることで受け入れる側の従業員のスタンスが変わったと感じています。

 

結論、Geppoは離職防止だけでなく会社と従業員のコミュニケーションを活性化させ、それによって両者の信頼関係をより強固なものにしていくという点で非常に役立っています。

 

取扱製品2

 

3.今後の展望

―――Geppoに関連して今後の展望を教えてください

前澤様:これからも従業員の本音やコンディションを確認し、組織課題解決のツールとしてGeppoを活用して行きたいと思います。

Geppoは問題を見つけるためのツールなので少しネガティブなイメージがあったのですが、4月に「新入社員へ向けてひと言、お願いします!(応援メッセージ等)」とポジティブな追加質問を設定したところ、ポジティブなメッセージを沢山いただくことができました。感触も良かったので、今後も明るい質問や楽しいテーマも盛り込んでみようかなと思っています。

また、今後さらに従業員の想いを書いていただけるよう、コメント記入のハードルを下げるような使い方を模索していきたいと思います。

 

4.求める人材像

―――最後に、今後貴社が求める人材像を教えてください

前澤様:従業員の声を聞くGeppoという仕組みもあるので、”自分の意見を持って会社を良くするためのアクションができる方”が弊社にマッチするのではないかと考えています。

及川様:会社に入ってくれるだけでとても嬉しいです!頑張ってくれる方とぜひ一緒に働きたいと思います!

担当者イラスト2-1

―――本日は大変貴重なお話をいただき、ありがとうございました。

 

Geppo製品イメージ

大森クローム工業様も活用中!
個人と組織の課題を見える化する「Geppo(ゲッポウ)」に
ご興味をお持ちの方へ、資料とデモをご用意しています

機能や特徴を画面でご紹介!無料デモを依頼する
3分でわかる「Geppo」資料請求

Geppoの詳細はこちら >>

最新情報をお届けします

2社の人材活用ノウハウから生まれた「毎月3間」で完結するサーベイツールの資料請求はこちら