Geppoを通じて会社と従業員の信頼関係をより強固なものに。従業員同士が感謝を送りあう組織へ進化した不動産・建設業界の事例

By Geppo編集部 |
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Geppo編集部
カテゴリー: Geppo導入事例

20239月から全従業員を対象にGeppoをご利用頂いているリストホームズ株式会社様についてGeppo導入前後の会社の変化やお取組みについてお伺いをしました。今回は管理者である伊藤様だけでなく、回答者である五十嵐様・酒巻様にもご協力いただき、回答者目線でのご所感や活用事例もお伺いしている稀有な機会となっております。回答者側がGeppoについてどう思われているのか、是非業種業界問わずご参考にしてみてください。


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  1. Geppoの導入背景
  2. Geppo導入効果
  3. 回答者から見たGeppo
  4. サンクスメッセージのお取組み
  5. 貴社PR/求める人材像

1.Geppoの導入背景

―――Geppoを導入いただいたきっかけを教えてください

管理者)伊藤様:前提として2020年にグループ会社を再統合したことによって様々な変化が会社全体に起こり、従業員の間にも不安が広がった時期がありました。グループ会社とはいえ出身母体や業種の違いからくるコミュニケーションの取りづらさが露呈していたこともあり、責任者として組織をまとめていくことの難しさに直面していました。Geppo導入前からグループ全体で実施していたストレスチェックの結果も悪く、この状態を打開しなければならないと思うものの、組織改善に向けた具体的なアクションにつなげられていない状況にあり、その最中にリクルートのメディア営業担当から「Geppo」という従業員コンディション可視化ツールがあるとご紹介頂いたのが導入のきっかけとなります。

 

―――Geppo導入前のご所感はいかがでしたでしょうか

管理者)伊藤様:正直に言うと導入前は不安もありました。具体的には、従業員にアンケートを取っても、ちゃんと回答してくれるのか分からない、回答してくれたとしても本音で回答してくれるのか心配、といった懐疑的な部分も多かったのは事実です。とはいえリクルートのメディア営業担当とGeppo担当から「Geppoは経営層が直接、現場従業員の声を拾うことができるHR課題の可視化ツールである」と聞き、「経営・管理職・現場従業員」が密に連携できていない今の状態を打開できるかもしれないと、導入に踏み切りました。また、回答者の負担にも配慮したシンプルな設計であったことも導入の後押しとなりました。

 

2.Geppo導入効果

―――実際にGeppoを導入してみての印象や感想を教えてください

管理者)伊藤様:事前想定を遥かに超えて回答率が高かったことと、コメントを見るにとても率直に回答してくれている印象を受けたのが最初の所感です。回答率やコメントの内容にとどまらず、私自身が気にかけていた従業員がGeppoを通してアラート対象者として上がってきた結果に鑑みて、従業員コンディションをしっかり捉えることが出来ている実感を強く持てたのも印象的でした。また、導入前には想定していなかった意外な発見としては、回答者がポジティブな感情もGeppoを通じて発信してくれたことです。悩んでいる従業員や組織課題を特定するつもりで始めたツールではありましたが、「今月自身が頑張ったこと」や「今後挑戦したいこと」を前向きにコメントしてくれるのは想定外の使い方でありつつも現場従業員の細やかな動きが分かりマネジメントの立場としてはうれしい驚きでした。そこからGeppoパルスサーベイのポジティブ活用に目線が行ったこともあり、追加質問を使ってサンクスメッセージを送り合う取り組みを行っています。この取り組みは社内で非常に評判がいいものとなっております。

―――Geppoのアラート対応や従業員の声に対するフィードバックはどのように実施されていますか?

管理者)伊藤様:毎月Geppoの結果を見て気になる回答者には声をかけて面談を実施しています。回答者とのコミュニケーションは全て私自身で実施していますが、私の他にも社長と常務取締役も従業員のコンディションには強い関心を持っているようで、結果の共有を必ず行っています。その中で気になった従業員がいれば追加でケアするように促されることもあります。

 

3.回答者からみたGeppo

―――回答する側の立場から、Geppo導入前に感じたご所感を率直に教えてください

回答者)五十嵐様:正直に言うと導入が決まった当初は面倒だと感じました。ただ、実際に回答してみると簡単に回答することが出来て、自分の直接の上司を介さずとも部長である伊藤と直接コミュニケーションを図ることのできる、とてもいいツールであると感じています。また、上手く言葉で表現できないモヤモヤについても雨や大雨の天気マークを付けることで相談の契機となるのでとても重宝しています。

―――具体的に、Geppoがあって良かったと感じた事例を教えてください

回答者)五十嵐様:以前の部署にいたとき、自分の今後のキャリアと会社の方向性の中で悩むことがありました。そんな時、思い付きからGeppoのコメント欄に書き込んでみたところ伊藤からのコンタクトがあり一緒に対応について相談することが出来ました。退職を検討していた時期もありましたが、悩みの本質を伊藤に伝えたところ退職ではなく、配置転換というソリューションを伊藤から提案してもらうことが出来て今があります。抱えていた悩みが解消され、Geppoのコメントに書き込んで本当に良かったと思っています。また、同様の悩みを抱えている同僚もいたため、所属部門を超えて課題認識を経営陣に持ってもらえたことも成果だったと感じています。それもGeppoをきっかけに伊藤に本音をぶつけることが出来たからだと感じています。

回答者)酒巻様:私はGeppo管理者である伊藤とのコミュニケーションにおいてすれ違いが解消できたケースをよく覚えています。忙しく時間の取れない伊藤とコミュニケーション不足がおき、自分の伝えたいことが上手く伝わっていないと感じたことがあり、後にGeppoのコメントにて、文章で綺麗に整理したうえで改めて伝えることにしました。その結果自分の中でも整理がつきましたし、伊藤にもしっかり伝わり、打ち合わせの機会を持てたことで、ネクストアクション合意に至ることが出来ました。コミュニケーション補完ツールやメッセージツールとしてもとても機能するのではないかと考えています。また、今後で言うと他の方がコメント欄にどのような内容を記載しているのかは気になっています。悩みだけでなく自身の成果や目標を記入している人がいる、という話を聞いてどんなことをコメント欄に記入しているかGeppoの活用方法についてもほかの人と近々話してみたいと思いました。

 

4.サンクスメッセージのお取組み

―――追加質問を使ったサンクスメッセージの送り合いについて詳しく教えてください

管理者)伊藤様:パルスサーベイ4問目の追加質問の活用方法について悩んでいるときに、Geppoのカスタマーサクセスから「他社様では追加質問を用いて従業員同士で感謝を伝え合う取り組みを行っています」ご提案頂き、早速実践してみました。実施後に回答者に意見を募ったところ、顧客接点の無いバックオフィススタッフからは「普段あまり感謝の言葉を伝えられる機会がないため、同僚からサンクスメッセージを受け取ったときには泣きそうなほど嬉しかった」というフィードバックをもらいました。不動産部門と建設部門の両側面を持つ弊社では特に、顧客接点を持っている不動産部門のフロント営業スタッフがフォーカスされがちではありますが、縁の下の力持ちとして頑張ってくれている建設部門を中心としたバックオフィススタッフにとって、同僚からのサンクスメッセージはモチベーションを高く保つための仕掛けとして非常に重要な意味合いを持っていることが分かり、続けていきたいと考えています。Geppo組織サーベイの実施月には従業員負担を考慮し、サンクスメッセージの追加質問は外したことがありましたが、回答者から「復活させてほしい!」と声が上がったほど社内では評判の良い取り組みとなっています。

また、どの仕事においてもそうだとは思いますが、特に建設業界では少しのミスも許されないという特性があります。人の命に係わるという自負があるからです。そのため、職人気質が強くプロフェッショナル意識が高いことからも、仕事において100点を出すことが当たり前の世界、なかなか他者からの評価を実感しづらい面があると考えています。そのため追加質問を活用してサンクスメッセージを送り合うことは建設業界にはむしろとてもマッチしているのではないかと考えています。実際に職人気質のスタッフがサンクスメッセージを書いてくれるのか少し不安にも思っていましたが、むしろ積極的に活用してくれ、「こんなことが感謝されるんだ」「また頑張ろう」と前向きな気付きやアクションのきっかけになっています。

―――回答者目線ではサンクスメッセージはどのように感じられていますか?

回答者)五十嵐様:回答者同士でGeppoについて会話することはあまり多くはありませんが、サンクスメッセージについて会話することが度々あります。伊藤が前述したとおり社内でも評判がよく「先日のサンクスメッセージをありがとう」といったコミュニケーションが起きており、次は誰にどんな内容で「ありがとう」を送ろうか、などと考えているうちに同僚の仕事内容にも目が向き、部署の垣根をこえて互いの業務理解や関係性がより一層深まっていると感じています。

 

4.貴社PR/求める人材

―――最後に、貴社PRや求める人材像について教えてください

管理者)伊藤様:リストホームズは国内外で不動産事業を総合的に展開するリストグループの一員として、用地仕入れから開発・造成、戸建住宅の企画・設計・施工までを自社一貫体制で対応しているビルダーです。「やっと出逢えた、感動を。」をコンセプトに細部にまでこだわり抜く住まいづくりに取り組み続け、各分野のプロフェッショナルが社内で連携しながら、高品質な分譲住宅を市場に供給しています。当社は、慣習や通例にとらわれず常に「チャレンジとチェンジ」を大切にし、挑戦を行ってきました。今後もこの姿勢は大切にしていきたいと考えています。そのためいつもとは違う一歩がワクワクする、そんな本気のチャレンジができる仲間と働きたいと思っております。

   

―――本日は大変貴重なお話ありがとうございました。

 

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