アラートの概念を拡張した「独自アラート基準」についてご紹介していますが、今回は「異動後の従業員のコンディション」を見るべき理由とユースケースについてご紹介します。
こんなご要望はありませんか?
・自動アラートでフォローすべき対象が拾いきれているか心配
・Geppoの基本運用には慣れてきたので、応用してみたい
といった場合には、「独自アラート基準」で見てみることも参考にしてみてください。
そもそもGeppoのアラート基準とは?
Geppoの自動アラートは以下の3つの基準で判定されています。
・いずれかの回答が大雨
・いずれかの回答が前月から2段階以上下落して雨か大雨
・2つ以上の回答が雨か大雨
※有料の手動アラートをお申し込みの場合は別途コメントからアラートが判定されます。
Geppoでは仕事・対人・健康の3つの質問へのお天気マーク回答から判定をする自動アラートがありますが、Geppo導入企業様の中には、自動アラート以外に独自のアラート基準を作って運用している企業様もあります。
まずはGeppoの自動アラートに沿って対応いただくことが基本にはなりますが、
応用編として各社の独自アラートも参考にしてみてください!
異動後のコンディションを把握したい
期初などで発生する大きな人事異動のほか、戦略的な配置換えや個人のパフォーマンスを伸ばすために発生する人事異動ですが、環境が変わることで従業員のコンディションは影響を受けることが少なくありません。
少しでも異動後の適応・パフォーマンス向上を手助けするため、異動後の従業員のコンディションを把握することは重要です。
- 【ケース1】期初に管理職を中心にチームの変更が発生。チームメンバーは大きく変わっていないが、チームを統括する管理職が総入れ替えとなった。管理職が新しいチームに馴染めているか心配。
- 【ケース2】自己申告制度を活用し希望を出した従業員の異動を実施。新しい仕事でパフォーマンスが発揮できているか、しばらく注視していきたい。
従業員別レポートにて組織異動があった従業員を検索することで、上記に該当するような従業員のコンディションを把握することができます。
異動後の適応には本人が異動理由を理解し、異動後の活躍イメージを持てているかどうかが重要となります。Geppoで異動後の従業員のコンディションを把握することで、異動決定時のコミュニケーションの課題などが見えてくるかもしれません。
1.従業員別レポートの「組織やプロフィールで詳細検索」の検索条件を開く組織異動があった従業員の抽出方法
2.人事イベントの「主務組織変更」を選択して検索
「独自のアラート基準」について、ご紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。
まずはGeppoの自動アラート優先でフォローいただければと思いますが、次のステップとして自社の導入目的や得たい効果に沿った独自のアラート基準の設定にトライいただけると嬉しいです。