カテゴリー: Geppo運用Tips

今回ご紹介したいのは、Geppoユーザー様を対象に実施した「アラート対応フローアンケート」の結果についてです。


Geppo担当者の皆さまがどんなところに課題を持たれているのか、アンケートの結果から紐解いていきたいと思います。

 

 

アラート対応フローアンケート概要

■目的
Geppo担当者様が毎月のGeppo活動の中でどこに課題を感じているのか把握し、Geppoプロダクト機能およびサポート体制の強化の参考にすること

■回答期間
2020年11月

■対象者
Geppoの全体管理者となっている方

■調査方法
Geppo管理画面ポップアップおよびメールにてアンケート回答依頼、WEBアンケート回答方式

■回答数
59件


アンケート集計結果



Q.アラート対応フローの中で運用課題があると感じる箇所を「番号」で選択ください。(複数選択可)

①回答
②回答の率直さ
③アラート(+ネガコメント)判定精度
④初動対応
⑤面談対応
⑥面談での課題特定
⑦課題の根本対応
⑧面談による課題解決

上記の回答の結果は以下のようになりました。


最も選択が多かったのが④初動対応、ついで②回答の率直さ⑦課題の根本対応という結果となりました。

 

■初動対応
初動対応をメールで行う方は多いと思いますが、メールのやり取りなどで返事が返ってこなかったり、「対応不要」や「何でもありません」等のコメントが返ってくる場合は一定数あると思います。
経過観察でもスコアの改善が見られない場合は、半強制的にショートMTGの時間をこちらからスケジュールしてしまうでもよいでしょう。アラートやコメントから事実確認をするということが大事です。


■回答の率直さ
回答の固定化は正直一定発生してしまう問題であるととらえています。
まずはアラートやコメントを挙げてくれた人をフォローすることが大前提ですが、より率直に答えてもらうポイントとしては、従業員と会社(人事)との信頼関係がすべてだと考えます。
きちんと話を聞いてくれる、対応してくれるということがわかれば率直な回答につながるはずです。
Geppo自体はHRテックツールですが、ある種そこは運用する人が介在していることを感じさせてあげることも大事であると感じます。
少し手間はかかりますが、回答者全員に一律でも回答ありがとうメールを送る、4問目の回答結果を従業員に共有する、節目で従業員に向けてGeppoの活動報告をするなど、工夫されている会社様は比較的回答の率直さをクリアされている印象があります。
Geppo機能上ですぐにできることとしては、フラットに回答してもらうために、回答補足コメントで利用目的と閲覧者を再提示するなどがあります。


■課題の根本対応
課題の根本対応はGeppo担当者のスキルや経験により難易度が変わってくる部分だと思います。
担当者間でGeppo会議のようなものを設け、対応が難しい案件は相談しながら進める対応スキルの共有は有効です。
また、経営層を巻き込んでいくことで課題の解決スピード、質は向上していくはずです。
経営層を味方につけるためには、定期的に経営層に向けGeppo活動報告を行い課題や対応の成果を知ってもらうことが重要です。

 


 

今回はGeppo管理者の皆さまにご回答いただいた「アラート対応フローアンケート」の結果についてご紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。
自社と同じような悩みを抱えているんだなと共感されることなどありましたでしょうか。
Geppoはシンプルなツールだからこそ結果が出た後のアクションが肝となります。
私たちカスタマーサクセス担当も一緒にベストな運用を考えさせていただきますので、是非お悩みは共有くださいね。

 

 

関連記事

BUY On HUBSPOT