カテゴリー: Geppo運用Tips

今回ご紹介したいのは、「独自アラート基準」についてです。

~経営課題やGeppo導入目的に合わせてカスタマイズ!自社視点でのアラートを設定している事例をご紹介~


こんなご要望はありませんか?

・自動アラートでフォローすべき対象が拾いきれているか心配
・Geppoの基本運用には慣れてきたので、応用してみたい

といった場合には、「独自アラート基準」も参考にしてみてください。

 

そもそもGeppoのアラート基準とは?

Geppoの自動アラートは以下の3つの基準で判定されています。

・いずれかの回答が大雨
・いずれかの回答が前月から2段階以上下落して雨か大雨
・2つ以上の回答が雨か大雨

※有料の手動アラートをお申し込みの場合は別途コメントからアラートが判定されます。

Geppoでは仕事・対人・健康の3つの質問へのお天気マーク回答から判定をする自動アラートがありますが、Geppo導入企業の中には、自動アラート以外に独自のアラート基準を作って運用している企業もあります。
まずはGeppoの自動アラートに沿って対応いただくことが基本にはなりますが、
応用編として各社の独自アラートも参考にしてみてください!

 

独自のアラート基準事例

お天気マークからの派生形

・パターン①:対人のスコアが雨の場合はアラートと判定
 ‐ 従業員の定着においても人間関係は重要だと考えているため切り出して考え、他のスコアがよくてもアラートと判定。

・パターン②:健康のスコアが雨の場合、前月から2段階以上下がっている場合はアラートと判定
 ‐ メンタルヘルスを目的にGeppoを導入。必要に応じて産業医とも連携して運用しているため、メンタルヘルスに直結する健康(睡眠)スコアが悪い従業員を優先的にフォローしている。

 

4問目の追加質問からの判定

・毎月固定で4問目に「組織への貢献感(お天気マークで回答)」を設定。4問目まで含めて大雨2つ以上をアラートと判定。
 ‐ 特にコロナ禍において、自身の仕事がチームの役に立てているかどうか、ということは非常に重要な指標と考え設定。

 

組織別レポートからの判定

・総合スコアが3.0未満、偏差値の前月差-11、組織別のアラート率20%超えの組織は、組織アラートと判定。
 ‐ 組織アラートが挙がった場合は、組織長への共有と原因の確認、課題によっては組織長と相談して打ち手を検討している。

 

 

回答状況からの判定

・未回答者はアラートと同様に注視
 ‐Geppoはシンプルで回答負荷の少ないアンケートだからこそ、答えない、ということ自体がなにかのメッセージだと受け取って、未回答者には理由を聞くようにしている。

 連続未回答者の抽出の仕方はこちらをご参考ください。

期待できる効果

  • 自動アラートをベースとしながらも、より自社の運用目的や経営課題に沿った基準で対応できる


 

「独自のアラート基準」について、その概要や効果についてご紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。
基本はGeppoの自動アラートベースで対応することを習慣づけましょう。次のステップとして自社の導入目的や得たい効果に沿った独自のアラート基準を考えてみても良いかもしれません。

 

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