一人一人が自分にしかない価値を発揮するため、人事と社員をつなぐGeppoの活用事例アラートの概念を拡張した「独自アラート基準」についてご紹介していますが、今回は「全曇り回答者(単月)」と「3か月同回答者(2か月以上変化なし)」を見るべき理由とユースケースについてご紹介します。
こんなご要望はありませんか?
・自動アラートでフォローすべき対象が拾いきれているか心配
・Geppoの基本運用には慣れてきたので、応用してみたい
といった場合には、「独自アラート基準」で見てみることも参考にしてみてください。
そもそもGeppoのアラート基準とは?
Geppoの自動アラートは以下の3つの基準で判定されています。
・いずれかの回答が大雨
・いずれかの回答が前月から2段階以上下落して雨か大雨
・2つ以上の回答が雨か大雨
※有料の手動アラートをお申し込みの場合は別途コメントからアラートが判定されます。
Geppoでは仕事・対人・健康の3つの質問へのお天気マーク回答から判定をする自動アラートがありますが、Geppo導入企業様の中には、自動アラート以外に独自のアラート基準を作って運用している企業様もあります。
まずはGeppoの自動アラートに沿って対応いただくことが基本にはなりますが、
応用編として各社の独自アラートも参考にしてみてください!
回答の「正直さ」のとらえ方
Geppoはシンプルなアンケートツールとなっているため、回答のしやすさが特徴的ではありますが、一方でその回答ハードルの低さから正直に回答しないという回答者も一定数出てしまいます。
また、未回答者についてのブログ記事にて退職との相関がみられるとの傾向をお伝えしましたが、弊社側での調査において一部のお客様の間では正直度合いが低いと思われる回答パターンについても同様の傾向がみられております。
そこで弊社で回答パターンを精査し、下記3つの回答パターンがその可能性が高いと考えております。
- 全曇り回答者(単月)
→Geppoのすべての設問で真ん中の「曇り」で回答するパターン - 3か月同回答者(2か月以上変化なし)
→3か月連続で3問のお天気の回答を全く同じもので回答するパターン - 3か月全曇り回答者
→1と2の両方が組み合わさったパターン
アラート対象者や未回答者のフォロー以上に対応が難しい従業員とはなりますが、個別に面談を行うというより、挨拶のついでに立ち話を行ったり、Geppoの運用方法そのものに意見を求めるというコミュニケーションをしたりと、間接的な対応を検討いただけると未だ見えていない課題を発見したり、回答の正直さの向上に繋がるかと思います。
アラート対応以外のコミュニケーションを積極的に行うSHE様の事例
全曇り回答者(単月)の抽出方法
- スコアや天候で絞り込むの「すべて当てはまる」を選択
- 天候の「☁」を選択して検索
3か月同回答者(2か月以上変化なし)の抽出方法
- 連続期間の「2か月以上」を選択
- スコアや天候で絞り込むの「全て当てはまる」を選択
- 前月からの変化の「変化なし」を選択して検索
※前月と比較して変化なしの状態が2か月連続=3か月同じ回答となります
「独自のアラート基準」について、ご紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。
まずはGeppoの自動アラート優先でフォローいただければと思いますが、次のステップとして自社の導入目的や得たい効果に沿った独自のアラート基準の設定にトライいただけると嬉しいです。