前回から「優れたGeppo運用のポイント」を説明させていただいていますが、今回は第二弾として、「社内でのGeppo活動報告」について取り上げていきます。
Geppoを上手く活用いただいている企業様にヒアリングさせていただき作成したGeppo活動報告フォーマットについてもご紹介していきます。
社内でのGeppo活動報告していますか?
前回、管理者へのイントロダクションを行う重要性をご説明してきましたが、今回の「社内でのGeppo活動報告」もGeppoをご活用いただくうえでとても重要であると考えています。
実際、Geppoの効果を実感いただいている会社様のなかには、この「社内でのGeppo活動報告」をしっかりやっていただいている会社様が多いです。
社内でのご報告にもいろいろなパターンがあると思いますが、今回取り上げるのは、経営層に向けたご報告となります。
Geppoご導入にあたっては会社として従業員を大事にしたいという思いがあったはずです。
会社の代表となる経営層の皆さまにGeppo活動報告を通して取り組み成果を理解いただくことは、理想の姿への近道になると思っております。
経営層に向けたGeppo活動報告をすることのメリット
- 経営層にGeppoを通して現場課題を知ってもらえる
- 経営層が課題解決に協力してくれるようになる
- 経営層に最適な資源配分を促せる(対応リソースなど)
- 課題解決のスピード、質が向上する
- Geppo担当者自身の取り組みの棚卸ができる
- Geppo担当者の取り組みを経営層にアピールできる
今まで経営層に向けた報告はしたことがなかったという方も、是非一度今までの振り返りを兼ねてチャレンジされてはいかがでしょうか。
Geppo活動報告フォーマット
社内でのGeppo活動報告の重要性についてはわかったけど、具体的に何を伝えたらいいの?という方にご活用いただきたいのが、こちらのGeppo活動報告フォーマットです。
Geppoを上手く活用いただいている企業様にヒアリングさせていただきポイントを凝縮したフォーマットになっております。
資料の構成は以下のようになっており、ご活用のイメージとしては、Geppoご利用半年、1年、など節目のタイミングに今までの取り組み成果を担当者間で振り返りつつ、経営層にご報告する際にお使いいただければと思います。
1.ご導入目的について
2.運用状況推移
3.全体スコア推移(組織別/属性別)
4.従業員ステータスごとのスコア
5.年度別スコア比較
6.個人の推移(アラートからの復活者、コメント、担当者考察)
7.Geppo説明
このレポートは、Geppoのカスタマーサクセス担当より振り返りをさせていただく際に月次の推移部分を作成してお渡ししております。
担当より定期的に振り返りのお打合せをお願いさせていただきますが、今すぐ社内の報告で活用したい、などご要望ございましたら各担当までご連絡ください。
Geppo担当者お悩みQ&A
Q.従業員には「人事のみで閲覧する」と伝えているので、社内で報告していないのですがどうしたらいいですか?
A.個人名を出しての共有は避けるべきですが、報告の際に秘匿性の高い情報であることを伝えたうえで個人がわからない形でのスコアやコメントの共有はしていただいて問題ないと思います。
Q.経営層が忙しく、関心を持ってもらうにはどうしたらいいですか?
A.毎月報告できなくても、節目のタイミングなどで少し時間を作っていただくことはできないでしょうか。経営層は現場の声を気にされているはずです。現場の生の声を届けることでまずは興味を持っていただけるのではないかと思います。
Q.経営層に何を報告したら喜んでもらえるのでしょうか?
A.フォーマットに入れているようなスコアの推移ももちろんですが、いちばん響くのは、個人の結果ではないかと思います。
従業員からどんな意見が出ているのか、コンディションが悪かった方がどう改善したのか、などは気になるポイントでしょう。
そして何より重要なのは担当者の考察です。実際に日々従業員と向き合い対応してきたGeppo担当者だからこそわかる課題の背景、改善の理由、解決が難しいこと、今後の意気込みなどを共有することで結果に説得力が増します。
Geppoの優れた運用をするうえでのポイントとして「社内でのGeppo活動報告」についてご紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。
Geppoの効果を最大化するためには、社内でのGeppo活動報告は欠かせないポイントだと思っています。毎月Geppoサイクルを回していただいておりますが、節目のタイミングで一度振り返ってみることはとても重要です。
どんな報告が効果的かなどアドバイスさせていただきますので、ぜひカスタマーサクセス担当までご相談ください。