今回ご紹介したいのは、「優れたGeppo運用のポイント」についてです。2回にわたりご紹介させていただきます。
第一弾では、Geppoを上手く活用いただいている企業様にヒアリングさせていただき作成した「イントロダクション資料」についてご紹介していきます。
Geppo担当者の皆さまがどんなところに課題を持たれているのか、アンケートの結果から紐解いていきたいと思います。
優れたGeppo運用のポイントとは?
私たちGeppoカスタマーサクセスチームではGeppoご導入後のオンボーディング、その後の運用をサポートさせていただいております。
Geppo導入後に優れた運用をされている企業様の共通点は何かということについて、チームで話し合い、いくつかの企業様にヒアリングをさせていただくなかで、いくつかポイントがわかってきました。
優れた運用をされている企業様はGeppo運用の中で、以下のようなポイントを押さえているようです。
■Plan-計画
・導入時の管理者へのイントロダクション
(なぜ会社としてGeppoを導入したのか、どうやって使ってほしいのか、対応ルールを決めてスケジュール化)
・対応対象者を、導入目的に沿って選定
・事務局がモニタリングし、案件によって適切な対応者を設定
■Do-実行
・初動対応:個々人に合わせたメールやチャット、電話対応で従業員の信頼を獲得しリアクション率を向上
・面談:客観的に事実確認をすることで根本課題を特定
・根本対応:根本解決のスキルや打ち手のバリエーション、ナレッジなどがある(誰がどんな解決をできるのか把握したうえで、現場や役員への発言力を持ち巻き込むことができる)
■See-検証
・対応履歴を残し、事務局がモニタリング
・アラート対応振り返りを実施(なぜ改善した/しない)
・社内でのGeppo活動報告で効果を確認
・従業員の信頼獲得のため結果をフィードバック
今回は、第一弾として、「導入時の管理者へのイントロダクション」について参考となる情報をご提供させていただきます。
次回は「社内でのGeppo活動報告」についてご紹介予定です。
イントロダクションの重要性とは?
Geppo導入時に回答者となる従業員に対して導入目的や閲覧者、回答方法などの周知を行っていただいたかと思いますが、同様に重要となってくるのが、「管理者へのイントロダクション」です。
管理者=Geppoの閲覧権限を持ちアラート対応を行う人ですが、閲覧権限を持たなくとも人事から情報共有し現場対応を行ってもらう場合はその現場組織長も含まれます。
Geppoの運用に協力してもらいたい人に対してしっかりとイントロダクションを行うことで、スムーズに導入が進み、日々の運用に滞りがない状態にすぐに移行できる秘訣です。
目的や対応のルールが共有されないまま、ただタスクとして投げてしまえば現場の不満の原因となり協力してもらえないでしょう。
Geppo導入にあたっては担当者の課題感、組織を良くしていきたいという思いがあったはずです。
それらを共有し、協力してもらえるような体制を整えることがとても重要です。
イントロダクション資料
イントロダクションの重要性についてはわかったけど、具体的に何を伝えたらいいの?という方にご活用いただきたいのが、こちらのイントロダクション資料フォーマットです。
Geppoを上手く活用いただいている企業様にヒアリングさせていただきポイントを凝縮した資料になっております。
資料の構成は以下のようになっており、ご活用のイメージとしては、異動などで新しくGeppoの管理者になられる方がいる場合や、Geppoの管理者を拡大し管理者が増える際などの説明に使っていただければと思います。
1.実施目的
2.Geppo運用体制
3.対象者および開示範囲
4.運用スケジュール
5.Geppo概要
6.毎月の対応イメージ
7.対応の注意点
Appendix
フォーマットをダウンロードいただき、自社の運用に沿った形で適宜追記修正いただきご活用ください!
Geppoの優れた運用をするうえでのポイントとして「管理者へのイントロダクション」についてご紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。
次回はGeppoの取り組み価値を見える化する「社内でのGeppo活動報告」について紹介予定ですのでこちらもお楽しみに!